長期休館レポート【その(3)】~植栽伐採について~
こんにちは。川崎市民プラザ 広報担当です。
川崎市民プラザでは、現在、長寿命化工事等の為、2022年1月3日まで休館中ですが、再開に向けて様々な準備を実施しています。今回もその一部をご紹介します!
屋内広場の植栽について
屋内広場には、レンガで囲った植栽エリアが点在しています。ゴムの木やポトス、モンステラを育てており、日の光が十分に行き届いているのか、館内にも関わらず、元気に生い茂っていました。
そうした観葉植物は、屋内広場を熱帯地域のように彩り、お客様の目を潤してきました。
モンステラにカイガラムシが!
一方植栽エリアでは、モンステラの葉裏などにカイガラムシが生息していました。普段より殺虫剤を撒いて駆除していましたが、なかなか完全駆除には至りませんでした。
写真に見える白い綿のようなものがカイガラムシです。
カイガラムシは、成長して植物に寄生した後は、ほとんど動くことなく樹液を吸って生き、あっという間に増殖します。
人体に影響はありませんが、植物の樹液を吸う為、その植物の生育を妨げ、枝枯れなどの被害を引き起こします。
また、カイガラムシの排泄物のにおいは他の虫や菌を呼び寄せ、植物が感染することもあります。
伐採の様子
またカイガラムシは、成虫になると養分や排泄物が蓄積して殻となって、殺虫剤が効かなくなり、こすり落とすことでしか駆除することができなくなります。モンステラとポトス自体も以前から過成長していたこともあり、このたび伐採することになりました。
スタッフが伐採を行った場所にはゴムの木も生えていて、その樹液(ゴムの原料)が上から垂れてくるなど、大変だったそうです。
皆さんお疲れ様でした!
伐採後の様子
ほとんどの植物を伐採してしまいましたが、思わぬ良い点もありました。椿亭横のフリースペースからの眺望がとても良くなった点です!
実はフリースペースは、写真の通り椅子と机を入替え、おしゃれな空間に変わりました。
今回の伐採により、眺望もよくなり、以前よりも開放的な空間になりました。
椿亭横のフリースペースは、誰でも気軽にご利用いただけるスペースです。
休館があけましたら、読書やドリンクなど、くつろぎの場所として、是非お立ち寄りください!
広報担当より