こんにちは。川崎市民プラザ 文化事業担当です。
2月27日（日曜）に「テーブル茶道deおもてなし」を開催いたしました。

茶道というと、道具一式揃えたり、着物を着たり、茶室に行ったり…と、興味はあっても少々敷居が高く感じている方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな方向けに、ご自宅でも気軽にお茶を楽しめるよう、テーブルでのお点前を学ぶイベントを企画しました。

講師の天草宗佳先生（表千家教授）が「ひな祭り」をテーマに会議室を素敵な空間にコーディネートしてくださり、まるで旅館に来たような気分になりました。
テーブルセンターとして着物の帯や反物を使用したり、掛け軸や季節の生け花を飾る等、「おもてなし」には、空間作りも大切なことを学びました。

講義のポイントは「見立て」。
ご自宅に抹茶茶碗がなければ小さい丼ぶりを、湯冷まし用にはマグカップを使用するなど、茶道具一式をお持ちでなくても、ご自宅に今あるものでお点前ができるよう「見立て」の練習をしました。
ペアで客役、亭主役になり、お互いに点てたお茶を「お内裏様とお雛様」の形をした可愛らしい上生菓子と一緒に美味しくいただきました。

今回のイベントには、初めて茶道に触れた方から、昔やっていたけれど道具が眠っていてもったいないからと参加された方など様々でしたが、みなさんに楽しんでいただけたようで何よりでした。

コロナ禍でおうち時間が増えている今、ストレスを感じることも多いかと思いますが、お抹茶のカテキンで免疫力を高め、リラックスすることで少しでも快適に過ごしていただけたら嬉しいです。
状況が落ち着いたら、お家にお友達を招いて「おもてなし」をしてみてくださいね。

川崎市民プラザでは3月も様々なイベントを予定しております。是非ご参加ください！

文化事業担当より